Brand History

Michael Ross

  Michael Ross(マイケルロス)は 1979年に Mr Denis & Ms Anna がスコットランドのシェトランド島で創業しフェアアイルセーターで有名なニットウェア・ブランド。
1992年英国女王賞を受賞。
セレクトショップが台頭した1990年代、フェアアイルセーターを象徴するブランドでした。
一時ブランドを休止したが、(株)プライムコーポレーションがスタッフや生産背景をそのままに2012年に復活させました。 
フェアアイルとはシェットランド諸島南のフェア島で編まれる英国伝統ニット・ウエアとその柄のこと。
カラフルな色使い、各段ごとに異なった幾何学模様を編み込んでいく独特のパターンが特徴。
柄にそれぞれ意味があり、漁師の家紋、港町の階段、崖、雪柄、バイキングと戦った弓の矢。。。
ちなみにアイルとは島の意味。
 
「短い夏、待ち望んだ日の光が醸し出す自然の多様な表情」が明るい色使いを生み出した。
フェアアイルセーターはアラン、ガンジー、ノルディックセーターと並ぶ四大フィッシャーマンセーター(海の男の作業着)のひとつです。
ハンドフレームニット(手編み機)
手で編み機を動かしニットを編んでいく。

全世界で希少性が高い旧い編み機。
いまだに使っている工場は中国でも少ない。
手編みに近い仕上がりでふんわりと編める。

 
イギリスの工場、今でも古い編み機で編んでます。

1990年代 雑誌POPEYEより 
  1990年代には今のJAMIESONと同じ位、フェアアイルと言えばMICHAEL ROSSと支持され、多くの店で扱っていました。

1992年 英国女王賞を受賞

アン王女とデニス社長
  英国女王賞 1992
シェットラント諸島の南のフェア島、面積5.6km2(左マップの1番下)
1900年頃に400人を数えて以降島民は70人ほどに減少している。
  フェアアイルセーターは1921年、英国のウィンザー公爵(エリザベス女王の叔父)がセント・アンドリュース・ゴルフ場で着用し世界的に有名になった。

ウィンザー公は来日し、昭和天皇と東京ゴルフ倶楽部でプレーしたことがあり親日家で知られてます。

FW2021 COLLECTION
あらゆるコーデに重宝するクルーのカーディガン


鮮やかなグリーン


落ち着いたマスタード


定番のネービー